2018年は年間約55万人。2019年は、それを超える客数となる見込みの訪日オーストラリア人。調べてみると、特徴的な傾向があることが分かりました。大きな3つの特徴をご紹介していきます!

特徴①-1月・12月の人気が顕著

訪日オーストラリア人の特徴の1つ目は、「冬」に訪れる人が多いことです。参考までに、2018年の客数の推移を見てみましょう。

訪日オーストラリア人客数の年間推移(2018年)
参照:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数」よりインバウンドらぼが作成

1月と12月の訪日客数が顕著に多いですね。これは、ウインタースポーツ目的で訪日する人が多いためです。

冬は、スキー・スノーボード目的の訪日が圧倒的多数

日本政府観光局(JNTO)の調査によれば、2019年1月~3月に訪日したオーストラリア人のうち、約6割(59.6%)が「スキー・スノーボ―ド」を「今回したこと」として回答しました。

参照:観光庁「訪日外国人客数消費動向調査」よりインバウンドらぼが作成

ちなみに、訪日外国人全体で見た場合、同じ回答をした人は9.6%にとどまっています。このことからも、オーストラリア人がスキーに熱心なことがお分かりいただけると思います。

スキーと程遠いイメージのあるオーストラリアですが、実は国民の約16%はスキーをするというデータもあります。良質な雪が溢れる日本のスキー場は、大きな観光資源になっているのです。

人気が高いのは「長野県」

そんな訪日オーストラリア人たちに特に人気が高いのが「長野県」です。2019年1月~3月には、訪日した内の3人に1人以上が長野県を訪れています。

参照:観光庁「訪日外国人客数消費動向調査」よりインバウンドらぼが作成

長野県は、国内有数のスキー場が複数あります。それだけでなく、大きな玄関口である成田空港・羽田空港からのアクセスも悪くありません。

長野県以外にもスキー場を有する都道府県はありますが、アクセスの利便性が、客数の差を生んでいるのかもしれませんね。

特徴②-長期滞在者が多い

訪日オーストラリア人の特徴の2つ目は、長期滞在者が多いことです。

滞在日数の構成比

参照:観光庁「訪日外国人客数消費動向調査」よりインバウンドらぼが作成

訪日外国人全体の場合、1週間未満の滞在者が6割以上を占めています。それに対し訪日オーストラリア人の場合は、1週間以上の滞在者が約7割もいます。

消費傾向も「宿泊費」や「飲食費」が高め

日本滞在中の費目別支出

参照:観光庁「訪日外国人客数消費動向調査」よりインバウンドらぼが作成

滞在期間が長いこともあり、特に宿泊費と飲食費が高くなっています。一方で「買物代」は、訪日外国人全体と比較すると少ないです。全体的に消費単価が平均に比べて高くなっている一方で、「買物代」だけ平均以下の額であることも特徴的です。

特徴③-「体験型コンテンツ」への関心が高め

ここまでの説明からもその片鱗は見えていますが、訪日オーストラリア人は「体験型コンテンツ」への関心が高いです。

日本滞在中にしたこと

参照:観光庁「訪日外国人客数消費動向調査」よりインバウンドらぼが作成

上記は、日本滞在時に「何をしたか」という質問に対する回答の結果です。

日本の歴史・伝統文化体験を6割以上が行っているほか、「日本の日常生活体験」も約5割の人が行っています。また、「スキー・スノーボード」をはじめレジャー関係の項目についても訪日外国人全体に比して高い割合で体験していることが分かります。

「モノ」より「コト」。訪日オーストラリア人誘致を考える上で、意識したいポイントですね。

まとめ

今回は、訪日オーストラリア人に関して大きく3つの特徴を紹介しました。

  1. 冬の訪日が多い(特に1月・12月)
  2. 滞在日数が長い(6割以上が1週間超滞在)
  3. 「日本ならではの体験」に関心のある人が多い

訪日オーストラリア人の誘致をお考えの方はぜひ覚えておいてください。

インバウンドらぼ編集メンバー J.M

運営元インフィニティ・プラスは、デザイン制作会社です。

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