日本有数の観光地、箱根。そこで、交通サービスを中心に事業展開を行う小田急箱根グループ。年々増加する訪日外国人客の受け入れ態勢強化のため、2019年2月から、下記の6つのおもてなし施策をスタートすると発表しました。

  1. バス停ナンバリングを導入
  2. 多言語バスロケーションシステムを導入
  3. 11言語の周遊パンフレットを導入
  4. 観光ポータルサイト「箱根ナビ(外国語)」を全面リニューアル
  5. 自動外貨両替機を新たに設置
  6. ロボットによる多言語案内の実証実験を箱根湯本駅で実施

以下、具体的な取り組み内容について、ご紹介いたします。

参照元:小田急電鉄ニュースリリースhttps://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001gbnj-att/o5oaa1000001gbnq.pdf

バス停ナンバリングを導入

画像引用元:小田急電鉄 ニュースリリース (PDF)

箱根エリアで運行している、箱根登山バス株式会社、小田急箱根高速バス株式会社、株式会社東海バスオレンジシャトルの3社により、箱根エリアの全バス停に3桁の番号を付与する、「バス停ナンバリング」が、2019年4月1日より随時実施される予定です。

インバウンド対策として、JRや私鉄各線でも駅名のナンバリングが行われていますが、小田急でもすでに、小田急線、箱根登山線、箱根海賊船、箱根ロープウェイで実施されています。今回、「バス停ナンバリング」の実施により、箱根全エリアの駅やバス停などでナンバリングが実施されることになります。

多言語バスロケーションシステムを導入

画像引用元:小田急電鉄 ニュースリリース (PDF)

箱根登山バスでは、安心してバスを利用できるように、リアルタイムでPCやスマートフォンに、運行状況や到着予定時刻を配信する、GPS等を利用した「多言語バスロケーションシステム」を、2019年4月1日に導入する予定です。

このシステムは、日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語の5言語に対応しています。

11言語の周遊パンフレットを導入

画像引用元:小田急電鉄 ニュースリリース (PDF)

箱根エリアの乗り物の時刻表、お得なきっぷのご案内、観光に便利なモデルコースなどが、1冊にまとめられた「小田急箱根交通ガイド Timetable & Ticket information」が、2019年4月1日から導入されます。

小田急線新宿駅、小田原駅、箱根エリアの主要な駅・港・案内所で、無料で配布される予定です。

導入言語は11か国語と、幅広く対応しています。

・導入言語 英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語

観光ポータルサイト「箱根ナビ(外国語)」を全面リニューアル

画像引用元:小田急電鉄 ニュースリリース (PDF)

観光ポータルサイト「箱根ナビ(外国語)」が、6年ぶりにリニューアルされます。交通・アクセス情報や、外国人ライターによるモデルコース記事など、訪日外国人客向けに、よりわかりやすく、魅力的なコンテンツになるそうです。2019年4月1日リリースの予定です。

「箱根ナビ(外国語)」

英語版 https://www.hakonenavi.jp/international/en/

中国語(繁体字)https://www.hakonenavi.jp/international/tw/

中国語(簡体字)https://www.hakonenavi.jp/international/cn/

韓国語 https://www.hakonenavi.jp/international/kr/

タイ語  https://www.hakonenavi.jp/international/th/

自動外貨両替機を新たに設置

画像引用元:小田急電鉄 ニュースリリース (PDF)

訪日外国人客の利便性向上を図るため、自動外貨両替機が、箱根登山鉄道強羅駅と箱根ロープウェイ大涌谷駅構内に、2019年2月21日に設置されました。外貨から円貨への両替が可能です。

ロボットによる多言語案内の実証実験を箱根湯本駅で実施

画像引用元:小田急電鉄 ニュースリリース (PDF)

【本文】

箱根登山鉄道箱根湯本駅の改札口付近で、コミュニケーションロボット「Sota®」を設置し、多言語で、駅構内や、周辺施設、観光スポットなどの案内を行います。

期間は、2019年3月下旬~5月末日を予定しており、対応言語は、日本語、英語、中国語、韓国語です。今回は、駅構内という環境下での多言語音声認識の実用性の確認と、受付、案内業務におけるスムーズな情報提供方法の検証を行います。

■ロボットによるご案内のイメージ

  1. 「Sota®」とタブレットの連携

利用者は、タブレットに表示される4言語から、言語を選択、さらに言語別に表示されたメニューを選択し、目的のコンテンツを検索します。すると、「Sota®」が選択された言語で、音声案内を行います。

2. 「Sota®」と自然対話

タブレットに表示された4言語のいずれかを選択後、選択した言語で質問すると、「Sota®」が応答します。「Sota®」との対話により、コンテンツ検索を行うと、検索結果について「Sota®」が音声で案内します。

3. 観光ポータルサイト「箱根ナビ」との連携

観光案内コンテンツでは、タブレットに目的地までの地図情報がQRコード付きで表示されます。QRコードを読み取ることで、地図情報がスマホに転送され、地図上に表示された観光情報は「箱根ナビ」と連動しているため、詳細な情報を得ることができます。

まとめ

いかがでしたか。箱根という限定されたエリアではありますが、「バス停ナンバリング」からロボットの導入まで、幅広い施策を行うことがわかりました。今でも、多くの訪日外国人客で賑わう箱根ですが、さらに来訪者が増えていくのではないでしょうか。

インバウンド施策として、パンフレットやポータルサイトの制作を検討されている方。多言語展開に、実績のある弊社に、ご相談されてはいかがでしょうか。

インバウンドらぼ 編集メンバー H.M