近年、訪日外国人数は増加を続け、2013年から過去最高を更新し続けています。そんな訪日外国人に向けて、株式会社JTBは、株式会社ナビタイムジャパン、日本マイクロソフト株式会社と3社共同でスマートフォンアプリ「JAPAN Trip Navigator」をリリースしました。 訪日外国人の旅行前や、旅行中に役立つ様々な機能をご紹介します。まず、導入の背景から、ご紹介します。

増加する、訪日外国人の個人旅行(Foreign Independent Tour)

参照元:日本政府観光局(JNTO) (【参考資料】旅行動態の変化の状況)より、インバウンドらぼが抜粋し作成

近年、個人旅行(FIT)をする外国人が、徐々に増加し、2012年から2015年までは60%台で推移していましたが、2016年から2017年にかけては、75%前後と、大きく比率を伸ばしています。個人旅行が増えた要因の一つに、リピーターの増加が挙げられます。訪日外国人リピーター数は、2012年の528万人から、2016年には1,426万人と、約2.7倍になっています。

出典:日本政府観光局(JNTO)(【参考資料】旅行動態の変化の状況)より

参照元:日本政府観光局(JNTO) (【参考資料】旅行動態の変化の状況)より、インバウンドらぼが抜粋し作成

その中で、日本旅行中に役に立った旅行情報源として、スマートフォンが挙げられるようになり、2010年の6.4%から、2016年には64.5%と急激に増加し、旅行スタイルの変化がうかがえます。

個人旅行の増加と、旅行情報源としてのスマートフォンの役割の増大を受けて、リリースされたのが、訪日外国人向けアプリ「JAPAN Trip Navigator」です。

「JAPAN Trip Navigator」の概要

「JAPAN Trip Navigator」の概要について、JTBのサイト(JTBグループ交流創造事業 発信サイト xolors)に以下の通り記載されています。


「デジタル×ヒューマンタッチ」をコンセプトに、訪日外国人旅行者に常に寄り添った旅行のサポートアプリを開発。Assistant(Chatbot)による英語でのガイド機能や、100通り以上の観光モデルプランの提供、さらに自分だけの観光プランを作成できる機能があり、旅行前の情報収集はもちろん、訪日外国人旅行者の疑問やお困りごとへも対応します。
ダウンロードするだけで、旅行を通したあらゆる場面で活用できる、訪日外国人旅行者向けのアプリケーションです。


スマートフォンに、このアプリをダウンロードするだけで、快適な日本の旅を楽しめるようです。 それでは次項で、このアプリの具体的な機能を説明しましょう。

「JAPAN Trip Navigator」の主な機能

このアプリには、以下の機能が搭載されています。

●観光スポット・モデルプラン情報

JTBのるるぶデータにより、観光スポットと短時間で回れるショートモデルプランを収録しています。いずれも「お気に入り」として保存ができます。また、プランには含まれるスポット数と所要時間が表示されているため、旅行計画が立てやすくなっています。

●プラン編集

ショートモデルプランは、観光スポットの並び替えや、追加と削除ができ、追加と削除の場合は、全体の所要時間が自動的に再計算されるので便利です。また、保存されたブランは「My Plan」として蓄積され、閲覧や再編集ができます。

●予約機能

訪日外国人向けサービス「JAPANiCAN」の、宿泊予約機能を搭載しています。

●アシスタント(チャットポット)機能

観光スポットの検索を行ったり、旅行中に疑問に思ったことについて、AIアシスタントが、チャット形式で回答してくれます。また、モデルプランや観光スポットについて、歴史や文化、名産物などの紹介もしてくれます。

さらに、画像をアップロードするだけで、その画像にまつわる情報を調べることができます。

「JAPAN Trip Navigator」紹介サイトは、こちら

まとめ

いかがでしたか。なかなか便利なアプリだと思います。近年は、三大都市圏以外の、地方を訪れる訪日外国人も増えています。地方の個人旅行にも役立つアプリだと思います。

しかしながら、せっかく地方を訪れても、適切な受け入れ態勢が整っていない場合もあるようです。

まだまだ増加するインバウンドに対して、これからもいろいろな所で対応していく必要がありそうですね。

インバウンドらぼ 編集メンバー H.M