2017年上半期、最も外国人が訪れたのは東京でした。
では、今年(2018年)の上半期はどこだったのでしょうか?

早速、訪日外国人が多かった都道府県をランキング形式で見てみましょう。

2018年 1月~6月 都道府県別訪日外国人数 ランキング

都道府県名の右横は、その都道府県を訪れたと回答した人の数
※回答数:54,563 (複数回答可)

2018年上半期 2017年上半期
順位 都道府県名 回答者数(人) 順位
1位 東京都 27,367 1位
2位 大阪府 19,616 2位
3位 千葉県 17,294 3位
4位 京都府 13,709 4位
5位 福岡県 6,285 5位
6位 愛知県 5,103 8位
7位 奈良県 4,522 10位
8位 神奈川県 4,350 6位
9位 北海道 3,719 7位
10位 兵庫県 3,350 11位
11位 大分県 2,788 12位
12位 山梨県 2,494 13位
13位 岐阜県 2,122 17位
14位 長野県 2,078 16位
15位 静岡県 1,995 14位
16位 広島県 1,782 15位
17位 石川県 1,377 19位
18位 熊本県 1,227 20位
19位 長崎県 949 18位
20位 香川県 925 31位
21位 富山県 870 24位
22位 沖縄県 776 9位
23位 栃木県 677 22位
24位 和歌山県 616 25位
25位 埼玉県 555 23位
26位 鹿児島県 547 26位
27位 佐賀県 546 32位
28位 岡山県 541 29位
29位 宮城県 498 30位
30位 茨城県 419 33位
31位 愛媛県 406 36位
32位 滋賀県 386 28位
33位 三重県 377 34位
34位 山口県 370 21位
35位 群馬県 355 35位
36位 新潟県 336 27位
37位 宮崎県 298 40位
38位 青森県 284 37位
39位 山形県 223 38位
40位 徳島県 223 42位
41位 鳥取県 208 45位
42位 高知県 203 44位
43位 福島県 175 39位
44位 岩手県 163 46位
45位 島根県 156 47位
46位 秋田県 141 43位
47位 福井県 105 41位

参照:観光庁「訪日外国人消費動向調査」(平成30年1月~3月期、4月~6月期)よりインバウンドらぼが作成

〇上位5位は、2017年上半期と変わらず
1位 東京都、2位 大阪府、3位 千葉県、4位 京都府、5位 福岡県、とトップ5は2017年上半期と同じでした。京都以外は、いずれも国際空港があるという共通点があります。

〇香川県が昨年比で10位以上アップ
2017年上半期は31位だった香川県。2018年上半期は20位まで順位を上げました。香川県は、「手作りうどん教室」や「お遍路」といった、独自性の高い体験型コンテンツが訪日外国人に人気な他、「瀬戸内国際芸術祭」を通じて海外へのPR活動を行うなど、実はインバウンド熱の高い場所なんです。

また、アクセスの面では、台北・上海・香港から高松空港への直行便が2013年から就航した上、大阪方面からバスや鉄道、レンタカーでも訪問できるという特性もあります。

香川県の動向は、これからも注目したいですね。

参照:みずほ総合研究所「インバウンド需要の地方圏への波及に向けた鍵は何か」

〇沖縄県はランクダウン。9位 → 22位に。
「国内外問わず人気」というイメージが強い沖縄県。

昨年上半期は9位でしたが、大幅に順位を落とす結果となりました。

とはいえ、沖縄県を訪れる外国人の数が減っているわけではありません。相対的に順位が下がってしまっているだけで、沖縄県の訪日外国人数は順調に増加しています。下記の表を見てみてください。

2017年上半期&2018年上半期
沖縄県 訪日外国人数

1月 2月 3月 4月 5月 6月
2018年 194,400 194,800 210,300 276,800 316,300 275,100
2017年 147,200 144,100 158,400 217,600 216,800 261,500
増加数 47,200 50,700 51,900 59,200 99,500 13,600
増加率 32.10% 35.20% 32.80% 27.20% 45.90% 5.20%

参照:沖縄県「入域観光客数」よりインバウンドらぼが作成

これは、2017年の上半期と2018年の上半期の訪日外国人数を比較した表です。前年と比較すると、どの月も訪日外国人数が増加していることが分かります。

特に5月はすごいですね。10万人近く客足が増えています。1月~4月も各月約5万人ずつ増加しています。6月の増加率が低いのは梅雨シーズンだからでしょうか。

他の都道府県には、実際どれだけの外国人が訪れたのでしょうか。気になるところです。

まとめ

ランキング上位を国際空港のある都道府県が占めるのは、今年も変わらずでしたね。

ただ、香川県の順位アップなど、地方部は目立つ動きがありました。良好なアクセス、魅力的な観光コンテンツ、海外への情報発信力。一歩一歩インバウンドに取り組んでいる姿勢が、成果として表れました。

インバウンド対策は、長期的なチャレンジと考えた方が良いのかもしれませんね。

インバウンドらぼ 編集メンバー J.M