観光庁の発表によると、訪日外国人は、2017年度が約2,869万人(前年比19.3%アップ)、また、消費総額は、約44,161億円(前年比17.8%アップ)と増加しています。さらに、2020年には、訪日外国人4,000万人、消費総額8兆円(一人当たりの消費額20万円)を目指しています。

訪日外国人数は、順調に増加していますが、一人当たりの消費単価は、2016年が155,017円、2017年が150,341円と減少し、20万円には届かないのが現状です。

観光庁「2016年の年間値の推計(暦年)」※確報値 集計結果

http://www.mlit.go.jp/common/001226298.xls

観光庁2017年年間値の推計」※確報値 集計結果

http://www.mlit.go.jp/common/001179510.xls

消費額をアップするための施策とは

アメリカやヨーロッパなどからの訪日外国人の中には、「日本の夜」はつまらないという声が多いようです。そこで、日中だけでなく、夜の観光資源も充実させようと、観光庁などが推進するのが、ナイトタイムエコノミーです。実際、ロンドンでは下記のような成果が出ています。

英国・ロンドンではナイトタイムエコノミーの取り組みが進んでいる。同庁資料によると、ロンドンの夜間市場は年間4兆円の経済効果、125万人の雇用を創出。16年8月からは地下鉄の24時間運行を始めている。
 一方、日本は出遅れた。改正風営法が昨年6月23日に施行され、自民党のナイトタイムエコノミー議連が17年4月に発足したばかりだ。日本の夜間市場規模も不明。委員からも「(ナイトタイムエコノミーの議論が)やっときたか」と声を漏らした。訪日客を取り込むのは世界各国との競争となる。日本に滞在しなければ、体験できない夜間市場のコンテンツ創出がカギとなりそうだ。
引用元:旬刊旅行新聞

品川での、ナイトタイムエコノミー

品川プリンスホテル 「DINING & BAR TABLE 9 TOKYO」

http://www2.princehotels.co.jp/shinagawa/restaurant/contents/table9tokyo/concept.html

ナイトタイムエコノミーの流れを受けて、新たな日本の玄関口として変容を続けている品川に、新しい施設が2017年1213日(水)にオープンしました。

それが、品川プリンスホテルメインタワーの最上階にある、「DINING & BAR TABLE 9 TOKYO」です。食とエンターテインメントを併せ持つ、エキサイティングな空間が広がり、地上約140m360°の夜景が楽しめる2000㎡のスペースは、個性豊かな6つの食事スペースと、3つのバーによって構成されています。

6つの食事スペースのセンターには、創作西洋料理の店「TOKYO FUSION DINING」、日本酒や日本産ワインを楽しめる「SHIZUKU LOUNGE」、国産牛やドライエイジングビーフをグリルで食べられる「GRILL & STEAK」など様々な食事や飲み物を夜景とともに満喫できます。

ナイトタイムエコノミーとして特筆できるのが、早朝4時まで営業している3つのバー。DJブースを配し、音と光の中で楽しめる「NINE BAR」、世界各国のウイスキーを楽しめ、重厚感のある「WHISKY BAR」、各種リキュールを取り揃え、オリジナルカクテルが楽しめる「COCKTAIL BAR」です。東京の夜景を眺めながら、自分の好みに合わせたバーで、ゆったりとした旅のひと時を過ごすのも、素敵ではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。品川駅周辺は、JRの新駅オープンに合わせ、大規模な再開発が行われるようです。新駅周辺には、国際ビジネス拠点にふさわしい多様な都市機能の導入ということで、国際水準の宿泊施設や居住施設、国際会議に対応したコンベンション・カンファレンス施設が設置されるようです。

日本の玄関口として発展していく品川周辺は、インバウンドの新たなホットスポットとして、ますます目が離せなくなりますね。

インバウンドらぼ 編集メンバー H.M

品川プリンスホテルの「DINING & BARTABLE 9 TOKYO」については、インバウンドらぼでも過去に紹介しています。気になった方は、こちらの記事もどうぞ

東京の新スポット・品川プリンスホテルが食のエンタメフロア「TABLE 9 TOKYO」を開業。夜遊び市場の火付け役となるか?