みなさん、こんにちは。日本政府観光局(JNTO)から、2018年5月と6月の訪日外国人客数が発表されています。
早速ですが、それぞれの数値を見ていきましょう。

【5月】

5月の訪日外国人数※伸率は前年度同月比
参照元:日本政府観光局(JNTO) よりインバウンドらぼが作成

5月の訪日外国人客数は267万5千52人。
前年(2017年)同月比で、38万人以上増加しており、
5月としては過去最多の人数となりました。

以前、記事にもしたオーストラリア・アメリカ・ヨーロッパが好調ですね。

>参考記事:
「2018年以降の訪日外国人観光客のトレンドは欧・米・豪?/ 「Enjoy my Japan」から見える多様化のニーズ」

この結果を、日本政府観光局はどのように分析しているのでしょうか?
参考までに、オーストラリア、アメリカ、イギリスの分析結果を見てみましょう。

〇オーストラリア
・旅行博への出展
・五輪金メダリストを起用した訪日 PR 動画
・屋外広告
・キャンペーン運賃適用月
・クルーズ人気

〇アメリカ
・外国旅行需要自体が増加傾向
・各種メディアでの日本の露出が増加による、旅行先としての認知度向上
・訪日旅行プロモーションによるクルーズ需要の増加

〇イギリス
・継続的な訪日旅行プロモーションの展開
・大型クルーズ船の寄港
・直行便の増便による航空座席供給量の増加

参照元:日本政府観光局(JNTO)

いずれも、プロモーションによる一定の効果があったと見ているようですね。
クルーズ船の人気も、伸び率上昇に貢献していそうですね。

【6月】タイ・インドネシア・ベトナムが、前年比で大きく増加。

6月の訪日外国人数※伸率は前年度同月比
参照元:日本政府観光局(JNTO) よりインバウンドらぼが作成

6月の訪日外国人客数は270万4千631人。
前年(2017年)同月比で、35万人以上増加しており、
6月としては、過去最多となりました。

特に気になるのは、タイ・ベトナム・インドネシアの昨年比伸び率の高さでしょうか。
いずれも、6月としては過去最多の訪日外国人数を記録しています。
観光庁は、増加要因を下記のように分析しています。

〇タイ
・新規就航便・増便による航空座席供給量増加
・閑散期を狙ったプロモーション施策の成功

〇ベトナム
・3月開催の旅行博で、訪日旅行商品が多数販売。
・家族旅行や報奨旅行としての需要が高まった。

〇インドネシア
・ラマダン(断食)開始日が早まり、レバラン(断食明け大祭)休暇が 6 月中旬になった。
・5 月からのインドネシア・エアアジア X のジャカルタ-成田線の新規就航

参照元:日本政府観光局(JNTO)

ラマダン
断食月のこと。ヒジュラ暦(太陰暦)の第9月。
イスラム教徒の義務の一つ「断食(サウム)」により、日の出から日没まで、飲食が禁じられる。
2018年は、5月15日(火)より6月14日(木)だった。
レバラン
断食明けを祝福する、イスラム教徒にとって一年間の中で最も大切な祝日のひとつ。
レバラン前後も休みになる。
2018年は、下記のようなスケジュール。

6月13日(水) 政令指定休日
6月14日(木) 政令指定休日(ラマダン最終日)
6月15日(金) レバラン
6月16日(土) レバラン
6月17日(日) (日曜日なので休み)
6月18日(月) 政令指定休日
6月19日(火) 政令指定休日

これだけでも、丸々一週間のお休み。
さらにプラスで有給休暇などを取れば、かなりの長期休暇になることが分かります。

3国で大きな共通項があるのかなと思いましたが、そうでもないようですね。

まとめ

2018年5月・6月も、好調に推移したようです。
分析結果を見てみると、多様な要因で、各国からの訪日客が増加していることが分かります。
引き続き、動きを追っていきたいと思います。

インバウンドらぼ 編集メンバー J.M