2012年から伸び続ける訪日外国人客数ですが、昨年は約2,700万人と過去最高を更新しました。今年も1月~6月の累計では約1,590万人と年間で3,000万人を突破する勢いです。その中でも、大阪の人気が急速に拡大しているようです。

それでは、東京と大阪の訪日外国人客数を比較してみましょう。

東京と大阪の訪日外国人数の比較

参照:東京都産業労働局「訪日・訪都外国人旅行者数及び訪都国内旅行者数の推移」、大阪観光局「2017年年間外客数」よりインバウンドらぼが作成

東京も順調に来訪者数を伸ばしていますが、大阪はそれを上回る勢いで年々来訪者数が増加し、東京の2012年~2016年の来訪者数は約2.4倍、それに対し大阪は約4.6倍と大きく伸長しています。

2017年には、大阪の韓国人来訪者数が東京を大きく上回りました。

2017年の訪日外国人客国別来訪者数を比較してみましょう。圧倒的に多くの韓国人が大阪を訪れており、香港、中国、台湾についても、ほぼ互角の来訪者数になっています。また、2012年には、東京の40%にも及ばなかった大阪の訪日外国人客数も、2017年には東京の約1,326.1万人に対し、大阪が約1,111.4万人と、東京の約84%まで迫ってきています。

参照元:大阪観光局「2017年年間外客数」よりインバウンドらぼが作成

なぜ、大阪に数多くの訪日外国人客が訪れるのでしょうか。

訪日外国人客が、飛行機で大阪に訪れる際に利用する、関西国際空港(関空)。LCC(格安航空会社)の便数が多く、地理的に大阪と近い韓国などでは、国内旅行と比較しても割安感があるようです。

また、関空に到着した訪日客が、最初に向かうのが難波です。関空と難波を結ぶ南海本線を利用すれば、南海難波駅まで45分と、アクセスも良好です。

大阪観光局が行った、「平成29年度 関西国際空港 外国人動向調査結果」によると、訪れた場所の第1位は道頓堀(難波、心斎橋)の80%、第2位が60%で大阪城、第3位は36%のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でした。

東京と違い、大阪は人気スポットが道頓堀を中心に集約されているため、1日~2日あれば、上記の人気スポットをゆったりと回ることができます。人気スポットが広範囲に点在する東京では、短い期間で観光できるスポットは、限られてしまいますね。

また、アジア系の訪日外国人客の関心度が高いお城、大阪城があるのも、東京都との差異として、メリットがあるように思われます。

まとめ

大阪は「食い倒れ」の街として古くから有名で、たこ焼きやお好み焼き以外にも、安くておいしい食べ物がたくさんありますね。まだUSJには行ったことがないので、久しぶりに大阪に行ってみたくなりました。

 インバウンドらぼ 編集メンバー H.M