2017年12月1日に

無料スマホ「handy」、日本版DMO、復興支援ホテルと連携。地域情報発信のプラットフォームとして観光地域づくりを支援!
参照: PR TIMES

というプレスリリースが発表されました。

「handy」はホテル向けの客室備え付け無料スマホで、宿泊客に無料無制限の電話やインターネットを提供します。また、コンテンツ機能によりホテルや地域の情報発信およびPRを行うことができます。
今回、一般社団法人宮城インバウンドDMOと連携し、インバウンド対策の一環としてバリュー・ザ・ホテル仙台名取への「handy」設置を実施することになったとのことです。

スマホで企業のプロモーション施策はどう変わったのか

スマホは便利なツールとしてだけではなく、多くの人が365日24時間接触する一つのメディアという一面もあります。
スマホ以前は、俗にいうマスメディア(新聞、雑誌、テレビ、ラジオ)による囲い込み、360度戦略がとられてきました。
しかし現在は、360度から365日戦略にシフトしつつあり、企業はユーザーと365日、毎日接点を持つことに力を注いでいます。具体的には独自アプリを開発し毎日使ってもらうことや他社アプリ画面内にバナー広告を出すこと、SNSでの関係性づくりなどです。

スマホを使ったプロモーションにもハードルがある

企業にとってスマホは重要なメディアであり、独自アプリは最高のプロモーションツールになりえますが、ハードルもあります。
それはどうやってアプリをインストールしてもらうかです。ユーザーにとってわざわざアプリをインストールするという行為はやはりハードルが高いことだと思いますし、OSの問題や端末の性能や容量の問題もあります。
観光施設でも独自アプリをつかったプロモーションをたまに目にしますが、旅行という期間限定かつその施設でしか使えないようなアプリをインストールすることには抵抗があるのではないでしょうか。

「handy」の特徴

「handy」の画期的なところと言えば、アプリを提供するのではなく、スマホ自体を無料で提供するところです。
すでに国内契約数は17万台を超えています。(2017年11月末現在)

主な特徴としては、

  • 独自ネットワークによる無制限の国際通話とデータ通信の提供
  • 旅行者にホテルや周辺施設をPRするコンテンツとサービス機能
  • キーレスエントリーなど室内機器のコントローラーにもなる室内オートメーション機能

があり、多言語にも対応しています。
ユーザーへのメリットだけではなく、ホテル運営側にもメリットがあり、スマホからユーザーの様々な利用データを収集し、マーケティングに生かすこともできます。 また、それぞれのホテルに合わせた機能やUIなどのカスタマイズが可能です。

https://www.handy.travel/ja
https://www.handy.travel/ja/products/smartphone

まとめ

iPhone Xのようにスマホの高機能化・高額化が進んでいますが、機能を絞ったスマホはどんどん低価格になってきており、実売1万円以下のスマホも出てきています。
このようスマホの製造コストの低下が「handy」のようなサービスを可能にしているのではないでしょうか。
今後もスマホの低価格化が進めば、スマホ本体を使った新しいプロモーション施策が出てきそうです。

インバウンドらぼ 編集メンバー Y.N