みなさん、こんにちは。日本政府観光局(JNTO)から、2018年3月と4月の訪日外国人客数が発表されています。早速ですが、それぞれの数値を見て行きましょう。

【3月】イースター休暇を意識すべき?

3月の訪日外国人客数※伸率は前年度同月比
参照元:日本政府観光局(JNTO) よりインバウンドらぼが作成

3月の訪日外国人客数は2,607,956人。前年(2016年)同月比で、40万人以上増加しており、3月としては過去最多の人数となりました。

また、アメリカ・カナダ・ドイツは単月として過去最高の人数となりました。日本政府観光局(JNTO)によれば、イースター休暇が関係しているようです。

「イースター」とはイエス・キリストの「復活祭」。キリスト教徒にとってはクリスマスより大事なイベントとされています。毎年、イースターの日付は変わりますが、ある規則性に則って決められています。「春分の後の」「満月の日の後の」「最初の日曜日」がイースターです。

ちなみに教派によっても日付が変わります。「西方教会」(カトリックやプロテスタントなど)はグレゴリオ暦(日本はこっち)、「東方教会」(ロシア正教やギリシア正教など)はユリウス暦を採用しています。

2018年の場合は、西方教会は4月1日(日)がイースター、東方教会は4月8日(日)がイースターです。ここで新しい疑問。イースター当日が4月なのに、なぜ3月に影響があるのでしょうか。

それは、国・地域や企業によっても異なるのですが、イースターの2日前を「グッドフライデー」、イースターの翌日を「イースターマンデー」として、祝日や休業日としていることがあるからです。表にまとめると下記のようになります。

2018年 イースター前後の休日
  西方教会 東方教会
グッドフライデー(金曜日)  3/30 4/6
イースター前日(土曜日) 3/31 4/7
イースター(日曜日) 4/1 4/8
イースターマンデー(月曜日) 4/2 4/9

最大4連休!前後で自主的に休暇を取れば、1週間近く休めます。また、イースター近くで学校が連休になることもあるため、家族旅行にも行きやすいようです。

ちなみに、来年と再来年のイースターは下記のようになっています。

2019年:西方教会が4/21(日)、東方教会が4/28(日)
2020年:西方教会が4/12(日)、東方教会が4/19(日)

以前書いたように、政府がプロモーションを今後注力していくのは「欧・米・豪」。そう考えると、イースターは今後「春節」のように意識すべきタイミングとなっていくかもしれませんね。続けて、4月の訪日外国人数を確認してみましょう。

【4月】1か月あたり歴代最多の訪日外国人客数を記録!

4月の訪日外国人数※伸率は前年度同月比
参照元:日本政府観光局(JNTO) よりインバウンドらぼが作成

4月の訪日外国人客数は2,900,718人。前年同月比で30万人以上増加しました。1ヶ月あたりの訪日外国人客数としては、全期間を通して過去最高を記録しました!※これまでは2017年7月の2,681,518人が最高でした。

台湾、タイ、フィリピン、ベトナム、インド、フランス、ロシアでは1カ月あたりの訪日客数が過去最多となりました。東方教会に則るロシアは、イースターの影響もあってか前月(約9,000人)と比べ客数が顕著に増加しています。

また、今年は過去最速で訪日外国人客数1,000万人を突破しました!2018年の1月から4月までに10,519,380人もの訪日外国人がいました。

昨年は1月~4月合計で約900万人だったので、増加の勢いは失速知らずと言えそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。大きなトピックだけを取り上げましたが、着目すべき点が色々とあることに気づかされます。「イースター」を意識するだけでも、資料の見方が変わりそうですね。今後も引き続き動向を追っていきます。

インバウンドらぼ 編集メンバー J.M