みなさん、こんにちは。日本政府観光局(JNTO)から、2018年1月と2月の訪日外客数総数が発表されています。1月と2月と言えば「春節」の時期。今年はどんな結果になったのでしょうか。

【1月】過去最高の訪日客数だが、香港・台湾からの訪日客数は減少。

2018年1月の訪日外国人数 ※伸率は前年度同月比
参照元:日本政府観光局(JNTO) よりインバウンドらぼが作成

1月の訪日外国人総数は2,501,409人。昨年を超え、1月として過去最多の総客数を記録しました。その内、約90%をアジア圏が占めています。

ただ、中国・韓国に次いで、訪日客数の多い台湾・香港は前年度比で減少しました。

JNTOの見解によれば、2017年は1月だった「春節」が、2018年は2月中旬だったことが影響を与えているという事ですが、中国・シンガポールなどはそれでも前年度比で伸びているので、伸率に差が出てきたとも言えそうですね。

アジア圏以外では、増加した国・減った国両方ありますが、全体としては伸びていますね。特に伸びているのはロシア・ポーランドでした。

続いて「春節」があった2月を見てみましょう。

【2月】「春節」の過ごし方の変化が、はっきりと出てきた月。

2018年2月の訪日外国人数※伸率は前年度同月比
参照元:日本政府観光局(JNTO) よりインバウンドらぼが作成

2月の訪日外国人総数は、2,509,297人でした。前年度比で23.3%の増加です。ロシアは2月も伸率が高いですね。また、イギリスやポルトガルも高くなっています。アジア以外も着実に伸びています。

ただ、この月もアジア圏だけで約90%を占めています。特に、中国の伸率が目を引きますね。例年「春節」を含む月は、1年を通して見ると、決して訪日中国人が多い月ではありませんでした。

リンク:【2017年、中国人観光客が多かった月ベスト3は?】

一方、「春節」を含む月は前年度比伸率が高いという特徴もあります。「春節」に海外旅行へ行く中国人が増えていることが、徐々に訪日中国人数の増加として表れてきています。

ちなみに、2018年の訪日中国人数の推移は下記のようになっています。

2018年 1月~4月 訪日中国人数の推移
訪日旅行者数(人) 伸率(%)
1月 632,304 0.3
2月 716,333 40.7
3月 594,900 16.9
4月 683,400 29.2

※伸率は前年度同月比。また、3月・4月の数値は推計値。
参照元:日本政府観光局(JNTO) よりインバウンドらぼが作成

なんと、現状では2月が一番訪日外国人数の多い月。
過去5年、こんなことはありませんでした。

2018年は例年と違った推移になりそうな予感がします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「春節」の過ごし方が徐々に変わっている事がわかりますね。それに加えて、アジア各国の経済成長がさらに大きな影響を及ぼしそうです。欧米も順調に伸びてはいますが、アジア圏には到底及びません。日本の観光産業全体としてはそのあたりも、今後注力するポイントになってくると思いますので、引き続き注目していきたいです。

インバウンドらぼ 編集メンバー J.M