2016年(平成28年)の訪日外国人客数は2,400万人を超えその数は年々増加しています。
旅行の楽しみの一つといえばその国の料理ですが、訪日外国人客が満足したと思う料理はいったいどんなものだったのでしょうか?
観光庁は2016年度に訪日外国人が思う満足した飲食を調査しました。
また、特に訪日外国人客が多い韓国、台湾、中国、米国の4ヵ国で、満足した飲食1位となった料理についてのアンケートを実施しました。

国別の満足した飲食ベスト5

http://www.mlit.go.jp/common/001179932.pdf

韓国人の最も満足した飲食は「肉料理」

韓国のテキストマイニング

http://www.mlit.go.jp/common/001179932.pdf
肉料理の中でも特に「トンカツ」と答えた人が多い結果となりました。
肉料理を選んだ理由は、素材としての肉の良さ(柔らかさ、厚さ、肉質)や量メニューの多さ、韓国とは異なる日本独自の味付け、目の前での調理、親切な接客、店の雰囲気などサービスの良さ、が評価されました。

台湾人の最も満足した飲食は「ラーメン」

台湾のテキストマイニング http://www.mlit.go.jp/common/001179932.pdf
ラーメンはスープや麺の調理方法や、日本にしか出店していない店舗や有名店、また、その地域でしか食べられない味など日本の独自性が評価されました。
 

中国人の最も満足した飲食は「魚料理」

中国のテキストマイニング http://www.mlit.go.jp/common/001179932.pdf
魚料理の中でも「刺身」と答えた人が4割以上という圧倒的人気な結果となりました。
魚料理が選ばれた理由は、新鮮で衛生的という安心感の高さや、日本独特の味付け、その地域でしか食べられないという独自性の他、店内の清潔さなどサービスの良さが評価されました。

アメリカ人の最も満足した飲食は「寿司」

アメリカのテキストマイニングhttp://www.mlit.go.jp/common/001179932.pdf
寿司はネタの品質、鮮度の良さや種類の豊富さのほか、寿司の健康的でヘルシーなイメージが評価されている他、自国の寿司と比較をして、日本独自のネタや、米国で食べるものより美味しい、値段が安い、という点で評価されています。

まとめ

満足した一番の理由は「美味しいから」が圧倒的でしたね。
また、寿司や肉料理など「食材の品質が良い」というのも満足した理由の上位でした。
訪日外国人客上位のうち3か国は距離も文化的にも近い北東アジアの国々でしたが、それぞれ国ごとに違いがあることが分かりました。個人的にはトンカツが韓国で人気というのは意外でした。
各国ごとのランキングでは、寿司の人気が強く、海外進出の多いラーメンがその次くらいに高い人気ですね。自国で食べている日本食の本場の味を食べたいと考えている訪日外国人客は多いのかもしれませんね。

出典:観光庁 訪日外国人消費動向調査「平成28年7月~9月期」
詳細分析2.満足した飲食とその理由の詳細分析
http://www.mlit.go.jp/common/001179932.pdf

インバウンドらぼ 編集メンバー M.H