日本産の農産物は海外でも人気があり、果物狩りなど農産物を食べるツアーは人気を博しています。しかし、お土産として自国に持ち帰るためには、検疫を通過する必要があり、その手続きの複雑さからお土産としてのハードルが高いことが現状です。

農林水産省は「おみやげ農畜産物検疫受検円滑化支援事業」を行い、事業主体である一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会(JSTO)とジャパンホートビジネス株式会社は「おみやげ農畜産物検疫受検円滑化」のモデル販売を開始しました。今回、幅広い周知と事業活用のため、モデル販売の実施とその説明会が開催されています。
生産者、販売事業者、観光事業者、物流事業者を対象に全国8か所の会場で説明会が実施され、その場で生産者と関連事業者のビジネスマッチングも行われます。

おみやげ農畜産物検疫受検円滑化のモデル販売

●対象国と実施時期

①EU向け、かんきつ販売
実施期間 2017年11月上旬~12月中旬
内容 フランスをはじめ国外からの評価も高い「高知県北川村産ゆず」などのかんきつ類をお土産として用意
受取場所 羽田空港及び成田空港などでの受け取り
②EU向け、盆栽の販売
実施期間 2017年8月25日~11月30日
内容 日本独自の文化であり、欧米諸国でも人気のある盆栽をお土産として用意
受取場所 成田空港などでの受け取り
③アメリカ向け、牛肉の販売
実施期間 2017年9月中旬~2018年1月下旬
内容 岐阜県の飛騨牛などの日本産和牛をお土産として用意
受取場所 羽田空港及び成田空港などでの受け取り

●モデル販売の流れ

  1. 訪日外国人客が観光ツアー中に農産物を購入
  2. 観光ツアーをしている間に販売業者や旅行会社が検疫の受検を代行
  3. 空港にて持ち帰り可能な状態で農畜産物の受け渡しを行う

    円滑化モデルの詳細についてのPDFはこちら

検疫受検円滑化モデル活用のための説明会について

全国8か所で説明のうち、開催が終了した北海道を除いく、沖縄・福岡・東京・名古屋の4件を紹介いたします。
※そのほか、関西・岡山・仙台でも開催予定です。開催日時や場所など詳細が確定次第JSTOのWEBサイトに掲載されます。
http://jsto.or.jp/for-stores/info-170913/
※詳細は変更になる可能性がありますのでWEBサイトにて確認をお願いします。

日時及び開催場所

 那覇会場
日時 2017年11月8日(水)15:00~17:00
会場 沖縄県教職員共済会館「八汐荘」4F 中会議室
住所 沖縄県那覇市松尾1-6-1
募集人数 30名
福岡会場
日時 2017年11月10日(金)15:00~17:00
会場 TKP博多駅筑紫口ビジネスセンター 3F 301
住所 福岡県福岡市博多区博多駅中央街4-8 ユーコウビル
募集人数 30名
東京会場
日時 2017年11月29日(水)15:00~17:00
会場 大手町ファーストスクエアカンファレンス イースト2F「Room A」
住所 東京都千代田区大手町1-5-1 ファーストスクエア イーストタワー 2F
募集人数 30名
 名古屋会場
 日時  2017年12月13日(水)15:00~17:00
会場   ウインクあいち(愛知県産業労働センター)9F 903
 住所  愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38
 募集人数  30名

参加申し込みはこちらから
※詳細は変更になる可能性がありますので、公式サイトでご確認ください。

まとめ

農産物に指定有害生物の虫がついていないか、病気を持ち込まないかを調べるため検疫は必要不可欠です。しかし、旅行の短い日程で検疫の手続きを行うのは現実的ではありません。
このモデルが活用され、訪日外国人客が日本で食べて気に入った農産物をお土産としてスムーズに持ち帰れるシステムが出来るようになれば、加工前の農産物が新たなお土産の定番となる可能性もあります。そのためにも検疫の事を知り、マッチングも行える説明会にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

インバウンドらぼ 編集メンバー M.H