インバウンドビジネスを担う人材の育成を目的として、2017年7月9日に第1回インバウンド実務主任者認定試験が行われます。第1回の申し込みは締め切られていますが、すでに第2回の開催が告知されています。企業や自治体のインバウンド担当者は検討してみてはいかがでしょうか。

※ 第6回試験の情報を追加&試験内容について修正しました(2018/8/15)

資格の概要

一般財団法人全日本情報学習振興協会が主催する民間検定です。

本試験は、様々なインバウンドビジネスのリーダーとして活躍される方々、インバウンドビジネスを共に推し進めていかれる方々、いわゆるインバウンド人材の基礎力の向上を目指しています。
この認定試験は観光の原点から、インバウンドの現状、インバウンドと消費、インバウンドビジネス、インバウンドの理解から誘致対策までの、全体を俯瞰した幅広い内容から出題します。
それぞれのインバウンドの現場では、すべての方々に必要な内容ばかりではありませんが、今後さまざまなビジネスを推進していくためには基礎的な知識は大きな力になると考えます。
参照: インバウンド実務主任者認定試験HP

とあるように、試験の学習を通してのインバウンドに関する基礎力・基礎知識の取得を目的としています。国家資格ではないので、資格取得自体が直接的な何かに結び付くことはなさそうですが、これからインバウンドについて学んでいきたいという方やインバウンド観光に関わる職業につきたいという方には良い機会ではないでしょうか。

第6回試験の概要

試験日 平成30年11月4日(日)
申込期間 平成30年10月4日(木)まで
試験時間 10:00~12:15
受験料 10,000円(税別)
試験会場 札幌、仙台、東京、横浜、埼玉、千葉、名古屋、津、大阪、京都、福岡、沖縄
主催 一般財団法人全日本情報学習振興協会
後援 産経新聞社 朝日新聞社 角川アスキー総合研究所 一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会

試験情報

第4回試験の概要

試験日 平成30年5月30日(日)
申込期間 平成30年4月5日(木)まで
試験時間 10:00~12:15
受験料 10,000円(税別)
試験会場 東京(2カ所)、北海道、仙台、新潟、埼玉、横浜、田町、千葉、静岡、名古屋、津、大阪、堺、京都、神戸、岡山、広島、福岡、熊本、沖縄
主催 一般財団法人全日本情報学習振興協会
後援 産経新聞社 朝日新聞社 角川アスキー総合研究所 一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会

試験情報

試験課題の項目(第6回)※8/15更新

第1課題:観光総論

第2課題:インバウンド総論

第3課題:インバウンドの現状と動向

第4課題:インバウンドと消費

第5課題:インバウンドとビジネス

第6課題:インバウンドとニューツーリズム

第7課題:訪日外国人の理解

第8課題:訪日外国人への対応

第9課題:インバウンドの集客

第10課題:インバウンドとテーマ別観光まちづくり

第11課題:テーマ別選択問題
※下記の①~⑥から1つを選択して、その中の3問を回答する

①英語
②中国語(簡体字)
③韓国語
④インバウンド関連法規
⑤ウェブプロモーション
⑥インバウンドに関する時事
試験形態:マークシート方式
試験時間:120分

試験形態:マークシート方式
試験時間:120分
問題数:87問
課題1~10 84問(各1点)
課題11 テーマ別選択問題 3問 (各2点)
合格点:90点の80%以上で72点 (加点制度で6点加点の方は66点+6点で合格)

試験課題詳細

観光の総論から始まり、インバウンドや訪日外国人に関する基礎的なところが網羅されていますね。多言語の会話が含まれているところが、ややハードルが高いですね。挨拶など決まったフレーズを覚えるだけであれば、なんとか対応できそうですが、どうでしょうか。

ただ、外国語については検定を持っていた方が有利と言えそうです。下記のいずれかに該当する方は「外国語検定取得者加点制度」を利用することで、6点分の加点を得ることができます。

1.英語 TOEIC L&R600点以上、TOEFL(iBT)62点以上、英検2級以上、国際連合公用語英語検定試験B級以上
2.中国語 中国語検定3級以上、HSK3級以上
3.韓国語 ハングル能力検定試験 3級以上
4.ドイツ語 ドイツ語技能検定 2級以上
5.フランス語 実用フランス語技能検定試験 準2級以上
6.スペイン語 スペイン語技能検定 4級以上
7.イタリア語 実用イタリア語検定試験 3級以上
8.ロシア語 ロシア語能力検定試験 2級以上
9.タイ語 実用タイ語検定試験 準2級以上
10.インドネシア語 インドネシア語技能検定試験 B級以上

テーマ別選択問題に含まれない言語もあるようです。該当の検定をお持ちの方は、受験の際に申請してみてはいかがでしょうか。

資格取得のメリット

国家資格ではないと述べましたが、履歴書に書ける資格なので、就職や転職の際のアピールになりそうです。 (合格証書と合格カードが交付されます) インバウンド観光は、国が自動車産業に匹敵する産業にすると宣言しているこれから成長が見込める産業です。そういった意味でも、この資格は今後価値が上がってくるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか。
試験の受講を考えておられる方は、インバウンドの基礎知識を学ぶことをコンセプトにした「インバウンドらぼ」を読んで、少しでも知識を増やしていただければと思います。「インバウンドらぼ」は今後も試験対策に役立つような情報を発信していきたいと思います。

インバウンドらぼ 編集メンバー Y.N