「世界初の、ロボットが働くホテル」として2016年にギネス認定されたロボットホテルが話題ですが、いよいよ受付業務などロボットのビジネス利用が現実のものとなってきています。
そこで今回は、モバイル型ロボット電話として一般販売されているロボホン(シャープ製)が観光産業で利用されている事例を紹介します。

ロボホンとは

ロボホンはシャープが2016年5月26日に発売した音声による対話が可能なヒューマノイド型ロボットです。身長約19.5センチと小型ながら、起き上がりや二足歩行、ダンスが可能です。
さらに、電話、メール、カメラなど携帯電話(スマホ)の基本機能とプロジェクター機能を搭載しており、音声による対話と組み合わせることによって、様々なこと(仕事)ができます。

ロボホン公式サイト

ロボホンのビジネス利用においてのメリット

ロボホンは対話機能、携帯電話(スマホ)としての機能、プロジェクター機能を組み合わせることによって、商品やサービスの効果的な説明や案内をさせることができます。

ロボホンを利用するメリット

ロボット共通のメリット

  • 大量の内容を記録でき、長い説明なども噛まずに説明できる
  • 繰り返しの単調な作業でも、飽きず、また疲れず実施できる
  • 相手がロボットであると、人は気兼ねせずにリラックスして聞くことができる

ロボホンのメリット

  • 小さいので、設置場所に自由度がある
  • 声、動き、目や口の色など、表現力が高い

「お仕事パック」の提供

上記のメリットを生かし、受付や接客、イベントでの利用、観光案内、見守りなどで活用するために、3つのアプリと専用ツールがセットになった「お仕事パック」がシャープから提供されています。

  1. 受付・接客アプリ
  2. プレゼンアプリ
  3. 遠隔アプリ

また、観光産業のインバウンド需要に対応するために「お仕事パック」は英語・中国語の音声認識・発話にも対応しています。

お仕事パック詳細

ロボホンの観光分野での導入事例

上記のメリットを生かして、すでにロボホンは観光分野でさまざまな活躍をしています。 その事例についてロボホン公式サイトより引用させていただきます。

1.道の駅、観光案内所で神石高原町の名所や特産などを案内(広島県)


導入概要:道の駅内にある観光案内所(売店)でロボホンが神石高原町にまつわる約100の情報を記憶、説明しています。今は観光客からの質問に答えていますが、今後はイベントなどにも出張対応していきます。
引用元: ロボホン公式サイト

2.日本初、多言語観光ガイドを行うコミュニケーションロボットレンタルサービス(東京都:羽田空港)


導入概要:羽田空港国際線ターミナル駅2階のグローバルWi-Fiカウンターにおけるロボホンのレンタルサービスを行って頂いています。「ロボてなし」アプリにより、GPSに連動して関東圏の主要観光地をロボホンが説明してくれます。
引用元: ロボホン公式サイト

観光案内ロボホンのレンタルサービスが開始!

3.お酒喫茶酒泉館で提供しているお酒の商品説明(広島県)


導入概要:広島県西条の酒蔵通りを観光されるお客様へのサービス向上のひとつとして、同じ市内で 生まれたかわいいロボットが、お酒の説明をするという話題性を期待して、ロボホンを導入しました。
引用元: ロボホン公式サイト

4.観光案内所で名所や特産などを案内(岡山県)


導入概要:倉敷美観地区内にある観光案内所(倉敷館)でロボホンが受付しており、倉敷にまつわる約100の情報を記憶しています。普段は観光客からの質問に答えたりしており、イベントなどでは出張対応もしています。
引用元: ロボホン公式サイト

5.【実証実験】外国語ガイドサービス(東京都:明治座)


導入概要:明治座館内のブ-スにて、モニタに表示された映像に合わせて明治座の歴史や公演内容を英語で説明しています。また、透かし音(非可聴音)を用い、明治座館内で販売されるお土産物をご案内しています。
引用元: ロボホン公式サイト

※現在は実証実験を終了しており、ロボホンは設置されておりません

まとめ

いかがでしたか?
ロボットが観光案内するという意外性が観光客を引き付けることに一役買っていることが分かりました。 ロボホンのビジネス利用を促進させるためにシャープは「認定開発パートナー制度」を実施し、様々な専用アプリの開発を進めています。また、ロボホン自体もアップデートにより日々進化し続けています。 ロボホンの今後のさらなる活躍に期待です!

インバウンドらぼ 編集メンバー Y.N