過去に「DMO」や「MICE」についての記事を掲載しましたが、東京に新たなDMOが設立されたので紹介します。

■過去の記事

「DMO東京丸の内」とは?

2017年4月27日に魅力的なビジネスイベンツを効果的に成功させるために大手町・丸の内・有楽町エリアが各施設間の連携を図り、地域一体となって開催を支援するべく「DMO東京 丸の内」が設立されました。同地区のまちづくり団体のひとつ、NPO法人 大丸有エリアマネジメント協会が事務局となっています。

都心にしかないリソースを集約的に活用し、都心にしかできない着地型観光、旅、そしてMICEをエリア全体で面的かつ有機的に行おうとする取り組みは、日本で初めてのことと言えるかもしれません。4月27日に設立が発表された「DMO東京丸の内」(Destination Marketing Organization)は、そんな都市におけるMICE誘致、観光・インバウンド促進の新しい可能性をはらむものとして期待を寄せられています。

参照: 大丸有エリアマネジメント協会

WEBサイトで情報発信

設立と同時にWEBサイト「VENUES TOKYO/Marunouchi」が公開されました。
きちんと日英の多言語対応になっており、訪日外国人を意識したシンプルなデザインになっているように感じました。

参照: VENUES TOKYO/Marunouchi きれいな写真で丸の内エリアの魅力を伝えています。
また、丸の内エリアのMICE関連施設情報が掲載されています。

20の団体が参加するビッグプロジェクト

「DMO東京 丸の内」は20団体(設立時点)で構成されているそうです。 WEBサイトには17団体が掲載されています。

株式会社東京国際フォーラム
東京商工会議所
株式会社東京會舘
株式会社朝日新聞社(有楽町朝日ホール)
日本郵便株式会社(JPタワーホール&カンファレンス)
明治安田ビルマネジメント株式会社(MY PLAZA)
三菱地所プロパティマネジメント株式会社(丸ビルホール&カンファレンススクエア他)
株式会社日経プラザ&サービス(日経ホール&カンファレンスルーム)
株式会社サンケイビル(大手町サンケイプラザ)
株式会社読売新聞東京本社(よみうりホール、よみうり大手町ホール)
アマン東京
星のや東京
丸の内ホテル
パレスホテル東京
ザ・ペニンシュラ東京
シャングリ・ラ ホテル 東京
事務局:NPO法人 大丸有エリアマネジメント協会

参照: VENUES TOKYO/Marunouchi

第1回の連絡会の様子

大丸有エリアマネジメント協会のイベントレポートによると、4月27日に20団体40名弱が集まり、第1回の連絡会が開催されました。

リガーレ理事長の小林重敬(横浜国立大学名誉教授)は「ビッグサイトのような大きな展示会をやるのではなく、会議室やユニークベニュー、ホテルなどの都市に集中している資源を活用し、急増している小中規模の国際会議に役立ててもらう、そんな新しい都心型MICEができないだろうか。DMO東京丸の内が、各都市で始まった都市型MICEの取り組みの先鞭を付け、幕開けになる」と本会にかける期待を語りました。

リガーレからはエリア内で行われる今後のさまざまなイベント情報を紹介。特に、MICE誘致関連の観点から興味深いのは、ラジオ体操で英語バージョンを開催するようになったこと(木曜日)。これまでの開催でも、ラジオ体操は外国人からの注目度が非常に高く、写真を撮ったり「これは何か」と尋ねたりする外国人の方が多くいました。日本独自の文化としてアピールすることができるかもしれません。

参照: 大丸有エリアマネジメント協会

新しい視点で「MICE」に取り組んでいこうという姿勢が感じられます。 前職が製造業だった私にとって、ラジオ体操の話は非常に興味深いです。意外なところに多言語化のニーズがあるものですね。

まとめ

いかがでしたか?
今後も東京などの都市部で、海外のビジネスパーソンをターゲットにしたインバウンド対策が加速しそうです。当メディアでは、引き続き「MICE」「DMO」というキーワードに着目して動向を追っていきたいと思います。

インバウンドらぼ 編集メンバー Y.N