2017年3月3日に「地域観光を担うプロ人材募集!!地域観光のこれからを考えるナイトフォーラム」が開催され、私も参加しました。インバウンドを追い風に政府は観光産業を自動車産業に次ぐ産業に育てるという方針の元、DMOなどで活躍できる人材の育成に力を入れていくようです。
そこで、政府の観光分野に関する人材の育成と活用についてどのようなことが行われているか紹介したいと思います。

人材育成のために行っている様々な取り組み

人材育成の主な取り組み

●観光経営マネジメント人材育成

「観光産業を我が国の成長に資する基幹産業とし、さらに高いレベルの観光立国を目指すためには、「観光産業をリードするトップレベルの経営人材」から「観光の中核を担う人材」、さらには「即戦力となる地域の実践的な観光人材」まで、観光産業の優秀な担い手を抜本的に育成・強化し、我が国の観光産業の競争力を大幅に高めていく必要があると考えています。 とくに現在は、観光ビジネスをデザインできる高い経営マネジメント力を有した人材を育成していく仕組みづくりが急務である」
という方針のもと、様々な会議で議論検討が行われてきました。

また、事業としては
・地方大学における産学官連携人材育成事業(平成25年度)
・産学連携による旅館・ホテル経営人材育成事業(平成27年度)
などが行われました。

●観光地域づくり人材育成支援

観光立国の推進にあたり、各地域において観光地域づくりを担う層の厚い人材の育成を実現するため、それぞれの地域の人材育成の取組みについての情報を共有・交換できる仕組みづくりを進めています。

具体的には
・観光地域づくり育成実践ハンドブック
・観光地域づくり人材育成ガイドライン
・観光地域づくり人材育成シンポジウム
などの施策が進められています。

出典: 環境庁より編集

個別の取り組み

●観光カリスマ

各地で観光振興の核となる人材を育てていくため、「『観光カリスマ百選』選定委員会」を設立し、その先達となる人々を『観光カリスマ百選』として選定し、これらの方々の経歴や実績などについて紹介しています。

●VISIT JAPAN大使

外国人旅行者の受入体制に関する「仕組み」の構築や、外国人に対する日本の魅力の「発信」といった、他の関係者の「お手本」となる優れた取組みをされた方々を「VISIT JAPAN 大使 (旧称 YŌKOSO! JAPAN 大使) 」として任命しています。

●児童・生徒によるボランティアガイド

観光庁では、「将来の地域づくりの担い手の育成」や「児童・生徒の旅をする心を育む」などの観点から、「児童・生徒によるボランティアガイド」の普及促進に努めています。

●通訳ガイド制度

報酬を受けて、外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をする業を営もうとする方のために、通訳案内士に関する制度の解説や、通訳案内士になるために必要な事項をご紹介しています。

出典: 環境庁より編集

このように、インバウンド対策から観光産業全体の対策まで様々な取り組みが行われています。

まとめ

いかがでしたか。観光人材の育成に関しては議論や検討が重ねられ、まさにこれから様々な施策が実行されていくことでしょう。2016年6月にも「2020年までに大学院を創設して観光専門の経営学修士号(MBA)を取れるようにするほか、観光に関する学部を持つ大学向けには経営実務を学ぶカリキュラムも開発する。」と発表がありました。
読者の皆さん、『インバウンドらぼ』で基礎知識を身に着け、観光のプロ人材になるべく高みを目指していきましょう!

インバウンドらぼ 編集メンバー Y.N