2017年1月30日、東京商工会議所主催の2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会説明会に参加してきました。
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-74266.html

その中から無料公衆無線LANについて深掘りして、このメディアを読んでくださっている皆様にお伝えしたいと思います。

政府の取り組み

    • 平成26年(2014年)8月

訪日外国人が快適に利用できる無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境整備を促進するため、総務省・観光庁・自治体・関係事業者等による協議会を設置。

    • 平成27年(2015年)2月

共通シンボルマーク「Japan.Free Wi-Fi」マークを導入。

    • 平成28年(2016年)3月末

実証実験を実施。
目的:これまでは無料Wi-Fiサービス提供者が異なるエリアごとに、訪日外国人が利用登録手続きを行う必要があったが、一回の利用登録手続きによりサービス提供者の垣根を越えてWi-Fiを利用可能とするため。

    • 平成28年(2016年)4月

訪日外国人向けの無料Wi-Fi環境に係る情報を発信するためのウェブサイトの開設。
http://japanfreewifi.jnto.go.jp/eng/shop-wifi-list.php?location=curp&distance=5000&sort=distance&view=map&lat=&lng=

    • 現在

引き続き、Wi-Fi利用の簡素化・一元化の取り組みを進めている。

実際のところ、インバウンド客からの反応はどうなの?

観光庁は2016年8月~10月にかけて、訪日外国人旅行者の利用が多い成田国際空港、羽田空港、関西国際空港を中心とした空港・港湾等にて、訪日外国人旅行者を対象に、アンケートを実施しました。

旅行中困ったことを尋ねたところ、「無料公衆無線LAN環境」と回答した人は全体の28.7%でした。

2016年の旅行中困ったことの回答グラフ

2014年度にも観光庁は同様の調査をしていました。
その際、旅行中困ったことについて、「無料公衆無線LAN環境」と答えた人は46.6%でした。

2014年の旅行中困ったことのグラフ

2014年は政府がWi-Fi環境整備のための協議会を設置した年です。
そこから2年の間、様々な取り組みが功を奏し、「Wi-Fi環境に困った」インバウンド客の割合が半減していることがわかります。

また、2016年の調査では、日本の無料公衆無線LAN環境についてもアンケートを取っていました。
前回の訪日時と比べて「かなり改善している」「多少改善している」と回答した割合は合計で60.5%でした。

前回の方日時と比較した無料公衆無線LANの改善状況のグラフ

Wi-Fi環境整備の成果は着実に出ているようです。

出展:訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート

まとめ

私も海外に行った際、ホテルのWi-Fi環境にとても助けられました。ネットがあるのと無いのとでは、海外滞在中のQOLに大分差が出るように思います。訪日外国人の方々に快適なネット環境を提供し、日本旅行を堪能してもらいたいですね。

インバウンドらぼ 編集メンバー A.F