はじめに

こんにちは。
突然ですが、私の趣味は海外旅行です。
中でも韓国は毎年行くのですが、
最初はフリープランで空港への行き帰りはバス送迎付きのツアーを申し込んでいました。
しかし、もっと自由に海外旅行を楽しみたい!
ということで、慣れてきた今では航空券とホテルだけ取るようにしています。

韓国は5年前の第二次韓流ブームに伴い日本人観光客が急増しましたが、ブームも収まり減少傾向にありました。
一時期は韓国に行っても日本人だらけでしたが、最近では中国人が増えている印象を受けます。が!!!!
日韓関係が少しずつ改善し、再び訪韓日本人が増えているとのことです。

日本人観光客が多い韓国(特にソウル)は、日本人に向けたインバウンド対策を行っています。
今回はお隣である韓国と日本のインバウンド対策について比較してみました。
日本が今後行うべきインバウンド対策のヒントが隠されているかも?しれません。

充実したインバウンド対策

1.地下鉄

<韓国>
韓国の首都ソウルの地下鉄は日本語が多く浸透しています。
券売機は日本語で買うことが可能ですし(ただし、駅名は英語とハングルのみ)、
車内の電光掲示板にも日本語が表示されます。
また日本人の利用の多い路線や乗換駅は、日本語のアナウンスも流れます。

<日本>
東京の地下鉄も同様にさまざまなインバウンド対策を行っています。
例えば、東京メトロでは英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語に対応した
グローバルサイトをリニューアルし、訪日外国人向けに無料Wi-Fiサービスの提供、
オフラインで使える乗り換え検索アプリを配信しています。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
知っておきたい!インバウンド(訪日外国人)向け鉄道会社の取り組み3選

2.言葉

<韓国>
明洞や南大門などの観光地にいる店員は日本語が堪能です。
上手な日本語で接客してくれますが、勧誘も多いので要注意です。
また、どの免税店でもほとんどの店員さんは日本語を話すことができますし、
免税手続きなども日本語で対応してくれます。

<日本>
株式会社ヒトメディアが運営する「Japan Tour Guide(JTG)」は、
訪日外国人に対してガイドボランティアをしています。
街頭で「Do You Need Help?」というプラカードを掲げて、
困っている外国人観光客をその場で助ける街頭ボランティアと、
事前に事務局宛に来たガイド依頼に対し、
ガイドをマッチングするガイドマッチングの大きく分けて2種類の活動を軸に展開しています。

出典: 訪日外国人向けガイドボランティア「Japan Tour Guide」一般財団法人 渋谷区観光協会の受託事業開始!

3.飲食店

<韓国>
観光地にある飲食店には日本語のメニューが必ずと言っていいほど準備してあります。
また、日本語を話せる店員も多いので、困ることはありません!
食が大事な私にとってはこれが一番ありがたいな~と思います。

<日本>
訪日外国人消費動向調査によると、
訪日外国人が日本を訪れる際に期待していたこと第1位は「日本食を食べること」です。
ヘルシーで栄養価が高いこともあり、今海外では日本食ブームが巻き起こっています。
訪日外国人向けの日本食情報メディア「Japan Gourmetpedia」では、寿司や天ぷらの解説、
日本特有の食材や食文化に至るまでを英語で紹介しています。
また、外国人向けのレストラン予約サイト「Tokyo Diner Ticket」と連携し、
記事を見て日本食に興味を持った外国人がそのままネット予約することが可能です。

Japan Gourmetpedia(ジャパン グルメペディア)

課題の残るインバウンド対策

やはり韓国に行った際に便利だなと思うこともある反面、
不便だと感じることもありましたので、こちらも日本と比較してみたいと思います。

1. バス

<韓国>
地下鉄は日本語表記が充実しているのですが、公共バスは基本的にハングルだけでした。
また、日本と違うところとして時刻表がありません。
韓国では電光掲示板にもうすぐ来るバスが表示されるのですが、
ハングルだけなのでどこ行きなのかが全然ワカリマセンでした。

<日本>
個人的な意見として、日本も公共バスはあまり多言語対応されていないように感じます。
東京都が羽田空港・成田空港で訪日外国人観光客へのアンケート調査した資料によると、
訪日外国人の路線バスの利用率はわずか7.0%です。
その原因として考えられるのは、
やはりローカル性の強い交通手段のためシステムが難しいということです。
乗り方や支払い方法が明確にされていれば、
もっと利用者が増えて各交通手段への分散が図れるのではないでしょうか。

2.タクシー

<韓国>
韓国のタクシーは1メーター約300円と非常にお得です!
ただ、一般のタクシ-も日本語が通じず、英語も通じないことが多いです。
日本語可能なタクシーもあるのですが、ちょっと割高になってしまいます。
また、ボッタクリも多いので注意が必要です。

<日本>
多くの訪日外国人観光客にとって「運賃の高さ」がネックとなっているタクシー。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調べによると、
外国人観光客が持っている日本のタクシーへのイメージは、「料金が高そう」「対応力が不十分」「分かりにくい」なのだそうです。
しかし、訪日中国人観光客は日本のタクシーに対して良いイメージを持っているといいます。
タクシー運転手が「忘れ物を届けてくれたこと」や「お釣りを間違ったと追いかけてくれた」
ことなどがイメージアップへつながっているとのこと。
今後ますます増加が見込まれる訪日外国人のタクシー利用を促すためには、
料金の見直しだけでなく、英語対応など一層のサービス向上が求められると言えそうです。

出典: 三菱UFJリサーチ&コンサルティング

まとめ

いかがでしたか?
インバウンド対策が充実しているところもあれば、やはりまだまだ課題が残るところもあります。
実際に自分が海外に行って感じた便利だったこと不便だったことは、
同じように訪日外国人の方も思うはずなので、こういった他国との比較により、
今後2020年のオリンピックに向けて私達がするべきインバウンド対策が見えてくるのではないでしょうか。

インバウンドらぼ 編集メンバー A.O